2022年2月25日のまちかどトレンドのテーマは”アレも買える?無人ショッピング”でした。
無人販売の最新事情です。
エンジェルハート 天使の自販機 上野マルイ店
エンジェルハート[Angel Heart Watches] Official Site
無人ショッピングと言えば、自動販売機。
中身が驚きです。値段が1万円。売っているのは、腕時計。
10種類の実物の時計がディスプレイされていて、質感などを目で確かめて買うことができます。
誕生日に自分へのご褒美として購入した女性。
「ネット通販だと実物が見られない。配送時間もかかる。自動販売機は、物が実際に見える。人との接触がないので、このご時世には凄く適しているのかな。」
ムジンノフクヤ
東京都中野区の古着の店。外に「店員はおりません」とお断わりがあります。
無人の店内には500着程の商品が並んでいます。
お客さんは選んだ服をどのように買うかというと…
ハンガーが値段に応じて7色に色分けされていて、その色の価格のチケットを券売機で買えば買い物終了。
店内には監視カメラが設置されていて、お客さんにはその存在が分かるよう、敢えて券売機の上にモニターを置いています。
さらには試着室も完備されていて、普通の店と同じように着てみることもできます。
「いつもネットで買うんですけれど、実際商品を見てみたくて、サイズも色々あるので。」
「もし人がいれば時間を置いていけたりするので、入りやすさはあるのかなと。」
無人のデメリットを解消するため、ノートにお客さんからの要望などを書き込んでもらっています。
試着中に不安だというお客さんの声。その声を受けて、入口にベルを設置しました。
2020年夏にオープンしたこの店は、コロナ禍で売り上げを伸ばし、現在都内で4店舗を展開しています。
以前はネット販売していましたが、無人店にして、梱包・発送にかかる人件費が抑えられて、商品の価格を2割ほど下げることができました。
フルーツオレ専門店 The Label Fruit
【公式】The Label Fruit(ラベルフルーツ)| 食べるフルーツオレ専門店
無人ショッピングならではの新たなサービスが生まれています。
東京都渋谷区に2021年12月にオープンしたばかりの店。
店内には店員の姿はなくて、代わりにたくさんのモニターが。
脇にあるパネルをタッチして、QRコードをかざします。
するとモニター全体に矢印が流れます。
ロッカーになっています。
開けると、ボトルに入った商品。
ラベルもカスタマイズできます。
中身はフルーツたっぷりのフルーツオレです。
注文はスマホやパソコンなどからできます。
マンゴーやメロンなど5つのフルーツから選べます。
この時にラベルの文字も打ち込めます。
推しの名前を入れた女性。推しの人気K-POPグループのメンバーの名前。
こうした無人ならではのサービスが若い世代に受け、一日500本ほど売れる日もあるそうです。
「人と接触することがあまりない分、さみしさはありますが、少しでも感染リスクを下げて、お出掛けできるのが嬉しいです。」
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