2022年3月4日のまちかどトレンドのテーマは”もえあがる!プラモデルの世界”でした。
コロナの巣ごもり需要で、再びプラモデルの人気が高まり、さらに進化しています。
東京都秋葉原のホビーショップ。
飛行機などの乗り物や、恐竜をモチーフにしたものなど、およそ1000種類のプラモデルを扱っています。
中でも、今人気を集めているのがメカ少女というジャンル。
女の子にゴツゴツした装甲をつけるギャップが魅力で、女性からの支持も集めています。
例えば、元々人気があったロボットのプラモデルを擬人化したもの。
コロナ禍の2021年、出荷数が前年比約1.5倍に伸びました。
人気のポイントは、着せ替え感覚が楽しめること。
数種類の表情パーツが用意されているので、ポーズに合わせて選ぶことができます。
ホビーショップ店長「組み合わせてより楽しむ。かわいいものということで、女性からも人気です。」
さらに変わり種のプラモデルも注目されています。
2021年4月に発売されたお寿司のプラモデル。
中に入っているのは、米粒のパーツ364粒。
まず364粒を枠から切り離すところから始めます。
接着剤を使いながら米粒を一粒ずつ積み上げていき、自分好みのシャリを完成させます。
めんどくささが面白いとSNSで話題になってヒットとなっています。
マグロ、サーモン、いくらとあります。
ディレクターが作って1番時間がかかったのはいくら。2時間ほどかかりました。
達成感もあって楽しかったということです。
プラモデル歴2年「家にいる時間も増えてきたので、時間を忘れるくらい没頭したりして楽しい。」
プラモデル歴1年半「ちまちま組んでいるのが好きかもしれないです。ものを手軽に作れる趣味は結構いいのかなと。」
初心者にとって心強いサービスもあります。
東京港区のタミヤプラモデルファクトリー新橋店では、子供たちに工具の使い方や組み立てのアドバイスをしてくれます。
車を組み立てていた5歳の男の子はタイヤの取り付け方を間違えていたので…
「前と後ろを交換すると、タイヤがボディーとぴったりサイズが合うようになる。タイヤを前と後ろに入れ替えた方がいい。」
「息子が最近プラモデルとか興味を持っていて、家の中で一緒に楽しめる。私自身も楽しんでやっています。」
組み立ててたプラモデルで楽しみ方も広がっています。
2021年11月 川崎にオープンしたプラモデルカーのサーキット MINI 4WD LASER CIRCUIT。
最新のデジタル技術が活用されています。
特殊なシールを車に貼り付けると、天井に設置したセンサーがシールの位置を把握して、プロジェクションマッピングの技術で車の走った軌跡が光の筋として現われます。
キラキラしたサーキットに子供たちも興味津々。
自分のマシンを持ち込んで楽しんでいた親子は…
「自分が子供の頃、こんな光るとか、そういうものはなかったので、進化して面白くなっているなと思います。」
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