今はマスクするのが当たり前の時代になって、見えるのはマスクの上だけです。
そうした中、眉毛にお手入れに力を入れるという人が増えています。
街の人に眉毛について聞いてみると…
「眉毛は大事」
「清潔感が大切」
「見える部分はここだけだから、はっきり印象付けるように意識します。」
眉が気になる人は少なくないようで、東京原宿駅前の化粧品店@cosme TOKYOに行ってみると、眉用の化粧品 眉コスメ専用のコーナーが設けられていました。
その数400種類以上にも及びます。
例えば、眉毛用のマスカラ。髪の色に合わせて茶色にしたり、紫色にしたり。気分に合わせて色を変えられます。
眉ティント。眉毛に塗って地肌に色をつけるというものです。
塗ったものを落とすと、使用後に色が濃くなっているのがわかります。
コロナ禍で化粧品全体の売上が伸び悩む中、この店では眉コスメがの売り上げが去年10月比で5割ほど伸びている そうです。
化粧品店 店長「眉コスメ需要はどんどん上がってきているという体感はあります。」
眉毛が注目されているのはスマホの影響もあるそうです。
今、スマホには顔の画像を加工できるアプリが数多くあります。
このアプリも、どれにしようか好きな眉毛を選んで自分の顔で試すことができます。
眉毛への関心の高まりは、メイクする環境の変化も影響しています。
そうしたなか、自分に合う眉毛をAIが提案してくれるサービスも登場しています。
化粧品メーカーが無料で提供しているアプリ。ORBISアプリ
スマホで自分の顔を撮影すると、AIが顔のパーツや比率を分析し、その人に似合う眉毛を提案してくれます。
例えば、実際よりも細めの眉毛の方が似合うと分析されました。
化粧品メーカー アプリ企画担当「眉のメイクをするにあたって、自分に合う眉が分からない。このアプリでメイクを自分でできるまでつなげていきたい。」
自分に似合う眉にしたい人は、男性にも増えています。
東京豊島区の男性専用眉毛サロン。プラスエイト
プロに整えてもらいたいと、月におよそ3,000人が利用しています。
「眉山しっかりカクっとしていただいて…」
スタッフが客の希望を聞きながら、顔に合った理想の眉を提案します。
それに合わせ、余分な毛を抜くなどして整えます。
リモートワークが増える中、 画面の自分の顔を意識して訪れる人もいるそうです。
「自分にどんな眉毛が似合うか絶対わからないと思うので、整えた後は自信につながります。」
施術(眉スタイリング)は一回5,830円。決して安くはありませんが、効果を実感し、リピーターになる人が多いそうです。
眉毛サロン社長「眉毛を整えて自信がついたり、前向きな気持ちになったり、 眉毛の素晴らしさを通じて人生を変えてほしい。」
女性向けと男女ともに利用できるサロンも増えているということです。
スポンサーリンク
コメント