油汚れと冷蔵庫の掃除 高橋ゆき まちかど情報室 11月9日16日

換気扇のファンの油汚れ家庭

油汚れの掃除

2021年11月9日のまちかど情報室のテーマは”今がおすすめ 油汚れの掃除”でした。

家にあるものを上手に使って油汚れを落とす方法を教えてくれたのは家事研究家 高橋ゆきさん。

高橋さんは講演や本などを通じ、多くの人に手軽にできる家事の技を教えています。

油汚れの掃除は、なぜ今がおすすめなのかというと、寒くなってくると油が固まりやすくなってしまうからです。

少しでも気温が高い今が油汚れを落としやすいです。

年末を待たずに掃除をしたほうが、頑固な油汚れが落ちやすいからです。

油汚れと言えば、換気扇、コンロ、魚焼きグリルです。

取り外せるものは浸け置き洗いがおすすめです。

シンクにタオルを敷き、そこに二重などにして重ねたゴミ袋を貼り付けます。

ここに取り外した五徳や換気扇のファンなどを入れ、45℃から50℃のお湯に浸します。

さらに重曹を使います。油汚れは酸性のため、アルカリ性の重曹で落としやすくします。

重曹をおよそ100g入れ、混ぜ合わせて、袋を閉じます。

漬け置きしすぎると、塗装が剥がれる場合もあるので、15分ごとに確認してください。

油汚れがごっそり柔らかくなってきたら、磨いていきます。

ここで家にある物を上手に使うのが高橋さんの技です。

まずは換気扇のファン。隙間が狭くて磨きにくいという方が多いと思います。

そこで、使い古した歯ブラシ。

毛を半分ほど切って短くすれば、ファンの狭いすき間に入りやすくて、ていねいに磨くことができます。

後は水で流せばキレイに取れます。

続いてコンロの五徳。でこぼこしてこれも洗いづらい方が多いと思います。

そこで、体を洗うナイロンタオルを使います。表面がザラザラしたナイロンなどのタオルで、つまむようにするときれいに洗えます。

魚焼きグリルの網は、スポンジを根元近くまでカットして洗うのがおすすめです。

スポンジを溝をしっかりかみ合わせます。後はゴシゴシ洗ってください。

壁などに飛び跳ねた油汚れも、重曹を使って落とします。

お湯100mlに対して重曹小さじ一杯を混ぜてふきんに吹きかけます。

拭き方は、一定方向に拭くことが大事です。

車のワイパーのように往復させると、汚れが伸びてしまいます。

一定の方向に拭くのがコツです。

お湯に浸したふきんで拭いた後、乾拭きして仕上げます。

一番ビフォーアフターが分かりやすくて、やりがい、達成感があるのが油汚れの掃除です。

年末に近づいてくると、公私ともに色々と忙しくなってくるかと思うので、落ち着いて向き合える早め早めの時期をお勧めしたいと思います。

換気扇のファンを洗う場合は、ファンから取り外してはいけない部品もあるので、取扱説明書をよく読んで、やってみてください。

冷蔵庫の掃除

2021年11月16日のまちかど情報室のテーマは”今がおすすめ 冷蔵庫の掃除”でした。

家にあるものを上手に使ってきれいに掃除する技を教えてくれたのは、今回も家事研究家 高橋ゆきさん。

なぜ今 冷蔵庫の掃除がおすすめなのかというと、年末になると、冷蔵庫の中の物が増えるからです。

冷蔵庫は、一つ一つ物を出して掃除をしなければいけません。

なるべく、物が増える前の掃除がおすすめです。

まず汚れを一番見落としがちな冷蔵庫のドアパッキング。見て見ぬ振りをしがちです。

その時使うのは、スプーンがおすすめです。

スプーンは先が丸いので、柔らかい部分も傷つけずに汚れを落とせます。

まずはスプーンに手ぬぐいなどの布を巻きます。

そこに、家庭で使う、手の消毒用のエタノールなどを吹きかけた布に押し当てます。

これで汚れを落としていきますが、大切なのはスプーンの向きです。

裏返して、下から上に動かしていきます。

裏返すことで、さらに傷つけずに汚れがきれいに取れます。

こうすると、しつこい汚れも取れます。

ドアのパッキングの掃除を済ませてから、中の食材を出していきます。

こうすことで、外に置く時間絵を少しでも短くできます。

特に痛みやすい食材は、保冷剤と一緒にしておきましょう。

ここまできたら、いよいよ冷蔵庫の中の掃除。

見て見ぬ振りをする最大のポイント ビンの底の跡のような頑固な汚れにも布スプーンを使うとよく落ちます。

その後、消毒用エタノールを使って内部を隅々まで拭いて乾燥させます。

掃除を終わって中身を戻すとき、忘れてはいけないのが、ビンの底などをきれいに拭くこと。

最後は、冷蔵庫の外側の掃除です。

目立つ汚れには、消しゴムがおすすめです。

消しゴムは汚れを吸着する特性があります。

なので、乾いたところについた汚れは、軽くこするだけで楽に取れます。

こうして汚れをとった後は、全体を拭いていきます。

ホームセンターなどで手に入るセスキ炭酸ソーダなど、アルカリ性のものを使うと、表面についた皮脂などの汚れがよく落ちます。

その後、水拭き、乾拭きをしてください。

冷蔵庫を開けたら整っている。そこがきれいだと、精神的にも心にゆとりができて、良い年末を迎えることができるんではないかと思います。

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