2021年11月8日のまちかど情報室のテーマは”家でも簡単エクササイズ”でした。
コロナ禍で外出する機会が減って、運動不足になったという方が少なくないと思います。
家で簡単にできるエクササイズを教えてくれたのは体操のインストラクターをしている大久保裕美さん。
大久保さんは、これまで親子で楽しめる運動を紹介してきました。
コロナ禍で外出する機会が減ってしまった方などに、家族と一緒に運動して欲しいと言います。
家族で楽しまないと運動も面白くありません。部屋の中でできる運動が今必要です。
下半身には壁スクワット
まず大久保さんがオススメするのが家の壁を使ったエクササイズ。
下半身の 引き締めなどに期待ができるのが壁スクワットです。
家の壁に頭と背中をつけて膝を曲げていきます。
なぜ壁を使うかというと、壁に寄りかかることで、通常のスクワットより安定した体勢でももの部分、太ももの筋肉を鍛えられます。
運動不足でまず衰えがちなのがこの下半身です。
目標は1日20回程度。家族と一緒にできる運動です。
壁スクワットは壁で背中を支えるため、簡単に行えますし、バランスを崩さずに、安定したスクワットができます。
おなかを鍛えるひねり運動
続いては、おなかを鍛えるひねり運動。
足は固定して、腰から上を左右にひねります。
目標は1日に20回程度。
おなかも運動不足の影響が出やすいところです。これでおなかの筋力アップをして引き締められます。
お尻を締めて、体幹を意識してひねっていきましょう。
息は止めずに、自然な呼吸でおこなっていきましょう。
肩こりには窓拭き体操
最後は肩周りの運動。
デスクワークなどで肩こりがひどいという方には、窓拭き体操がおすすめです。
背筋の部分を伸ばして、両手を左右に振ります。
そして振りながら上下にも動かしていきます。こうすると肩甲骨周りの筋肉がほぐれて、肩こり解消につながります。
1日5往復程度でもいいので、毎日続けることが大切です。
家族とやり続ける時は、手を合わせてやるのもいいです。
窓拭き体操なので、実際に家の窓を拭きながらやってもいいです。掃除もはかどるかもしれません。
最初は楽しく続けてもらうのがいいと思いますが、途中からは、鍛える部分を意識してやると、さらに効果が上がります。
2021年11月15日のまちかど情報室のテーマは”家のアレで エクササイズ”でした。
家にある身近なものでもできるエクササイズを教えてくれたのは、今回も体操のインストラクターをしている大久保裕美さん。
今回は、家庭にあるものを使って、楽しく紹介したいということです。
物を使うほうが、より鍛えたい目的に沿って運動ができます。
身近なものだと始めやすいです。
ペットボトルで体操
ペットボトルを横に寝かせて、ハードルに見立てて越えます。
普段ももをあまり上げずに歩く人が少なくないです。
すり足のような歩き方をしていないでしょうか。
ももを上げないと、足の衰えにつながりかねないので、もも意識する運動を勧めています。
横に倒したハードルでは低すぎるという方は、立てておくことでハードルの高さは変わります。
慣れてきたらペットボトルを立てて、足への負荷を高めていきます。
これを10往復程度でも毎日続けると、ももに筋力はついて、足の持久力が増します。
タオルで運動
肩周りや二の腕に効果がある運動です。
タオルを両手で持って、片方を後ろに引っ張る動きを左右に繰り返します。
日常生活で物を引く動作があまりないため、このエクササイズは私たちにとってとても大切です。
大久保さんによると、普段の生活で肩周りや腕の筋力がなかなかつきにくいということです。
このタオル運動では、右手の方に引っ張る時に右手の肩周り、左は二の腕の筋肉を伸ばせます。
これを交互に繰り返していくと、両方ストレッチができるというわけです。
この運動は楽しみながらもできます。
家族と一緒にタオルを引っ張り合うタオル綱引きをしてもいいです。
綱引きでも肩回りや腕に同じような効果が望めます。
ティッシュペーパーで体操
身近なティッシュペーパーを使ってもエクササイズができます。
ティッシュペーパーを上に向かって投げて、投げた手とは反対の手でキャッチします。
不規則な動きをするので、結構難しいので、目や手を使ういい運動になります。
動体視力運動なども鍛えられます。
1日20回程度が目安です。
ただ単に運動するというよりも、物を使うことによって、子供も大人もハードルが下がります。
毎日続けてほしいと思います。
ももと肩周りと動体視力、まずは一か月続けること。
スポンサーリンク
コメント