インテリアで気分を変える 荒井詩万 まちかど情報室3月30日4月6日

インテリア家庭

2021年3月30日のまちかど情報室のテーマは”気分が変わる インテリア術”でした。インテリアで部屋の印象を上手に変える技を教えてくれたのはインテリアコーディネーター 荒井詩万さん。荒井さんは、住宅に合うインテリアを提案したり、上手に模様替えするためのアドバイスをしたりしています。

気分を変えるインテリア

新年度ということで、ちょっと気分を変えたいという方がすごく多いようです。そういうときに、部屋の模様替えをすると、少し気分が変わって、部屋で楽しく過ごせます。

インテリアをおしゃれに見せる3

そこで荒井さんのインテリア術。ポイントは、おしゃれに見せるには3を意識すること。

例えば花瓶1つでも素敵には見えます。2つになると、左右対称になって整った印象になります。3つになると、印象がぐっと変わります。

3にすることで、中心が決まり、さらに左右に置くことになるので、最小限でとてもバランスよく、華やかに見せることができます。

花瓶の形が違っても問題ありません。その時には、飾る花を変えてみると、より見栄えがするようになります。

また壁にかける。思い切って3枚並べてみると、バランスよくなります。

形や大きさが違う絵でもいいです。高さがちょっと違うものを置くとか、違うサイズのものを並べると、動きが出て、こなれ感というか、おしゃれな感じが出ます。

写真立ても3つにするといいです。

部屋の色は3色に抑える

部屋の印象を大きく左右するのが色使い。そこで大切なことが、大前提として3色。部屋が非常にすっきりとあか抜けます。使う色を3色に抑えるのがポイントです。

クールな感じの部屋。ベース(壁、床、天井)は白系統。家具は黒。クッション等の小物は、主に青系統。大きく3色で形成されています。

このように黒の分量を増やすと、引き締まったかっこいい部屋になります。

明るく爽やかにするには、ベースは白系統。壁の一部、ソファーを水色にすることで、明るい印象になります。

サイドテーブルの茶色もアクセントになります。

テーブル、ソファーを全て変えるのは大変なので、テーブルクロスやソファーカバーの色を変えるだけでも雰囲気が変わります。

また、暖かい雰囲気にしたければ、ピンクがポイントです。

ちょっと色を意識するだけで、こんな風な部屋を作りたいなというところに近づけると思います。

クッションの色を変えるだけでも印象が違ってきます。そこから試してみましょう。

色から受ける影響はすごく大きいと思うので、ぜひできるところから実践していただきたいと思います。

 

2021年4月6日のまちかど情報室のテーマも”気分が変わる インテリア術”でした。玄関やリビングなどにお気に入りのものを飾って気分を変えたいという時に見栄えがする飾り方を教えてくれたのもインテリアコーディネーター 荒井詩万さん。

小物を素敵に飾る

小物を素敵に飾りたいと思っても、並べてみると、なんかしっくりこないということありませんか。

ちょっとスペースがあると、つい人は物を置きたくなるので、ごちゃっと雑多なイメージになってしまっている方が多いと思います。

三角形の法則

ポイント 小物を飾る時は三角形の法則

例えば花を飾って、その横に少し低い小物、左にはさらに低い小物を置くと、三角形になります。こうすると前後に立体感が出て綺麗に見えます。

低いものから順番に並べて、違った形の三角形にしてもよくて、より整った感じになります。高さが違うことによるメリハリが出ることと、一つ一つがちゃんと見えるという効果があります。

お店やレストランのディスプレイのコーナーも、この三角形の法則が使われています。

その三角形を作りやすいおすすめの小物があります。

背の高い花瓶、写真立て、小物の三つで三角形を作るというのがおすすめです。

例えば、花瓶を真ん中において、左右に写真立てとランプを置くと、ぐっとおしゃれな感じになります。

ごちゃっとした印象の玄関も、すっきりします。

テーマを決める

飾る時にテーマを決めておくとよいです。

例えば春。花瓶にはピンクの花、写真立てには桜のポストカード、さらに取っ手が蝶々の形をした小物を並べます。小物の中はピンクにしています。

テーマがパリの場合。旅先で買った小物やポストカードを並べてみるのもおすすめです。

見た方が、なるほど春だよね、とか、思い出で「パリに行ったんだな」と分かるのは、飾った自分自身も楽しいし、見た目も楽しいので、すごく華やかなディスプレイコーナーが作れます。

小物がこんなにたくさんあって、どれを組み合わせたらいいかな、と迷ってしまう場合に、上手に飾れる技があります。

色や素材でグループ分けをする

一件ちぐはぐに見えるようなものでも、色や素材で分けるとまとまって見えます。

例えば白い花瓶を置く場合、一緒に飾る置物の下に、あえて白い本を置いて色を揃えると、上品な印象になります。

高さを調整するだけで随分見え方も違うので、置き方、高さも調整してみてもらいたいと思います。

素材を木で合わせる場合。飾る物の数を増やしても、三角形と色や素材の統一感を意識すれば、綺麗にまとまります。

一見全然違うもの、例えば、和のものと洋のものの場合でも、素材で陶器という一つのグループにすると、和の物と洋の物をミックスしても、バランス良く見せることができます。

是非できるところから実践していただきたいと思います。

意外と置物、土産でもらったものなど置き場所に困ったりすると思います。3をうまく使いましょう。

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