2021年4月30日のまちかどトレンドのテーマは”気分は作曲家!? DTM が人気!”でした。
DTM デスクトップミュージックを手軽に楽しむ
DTMは、デスクトップミュージックといって、作曲用のソフト使ってパソコン上で曲を作ることです。
プロのミュージシャンの間ではよく使われていますが、今、一般の人でも手軽にDTM を楽しめるようになっています。
今はスマホやタブレットに初めから搭載されている作曲用のアプリもあって、初心者でも使えます。
この中で、色々な楽器の音を組み合わせて、曲を作ることができます。
初心者でもDTM
初心者のスタッフ ディレクターが、楽しそうな曲を作ってみようと思って、ドラムを叩いてみました。
画面をタッチしてドラムの音を作ります。
ピアノですが、なかなかメロディーが思いつかなくて、アプリに内蔵されているメロディーを選ぶことができるということで使いました。
さらにベースの音をタッチして重ねてていきます。
テンポ早めにして再生しました。曲っぽくなってきました。
楽器がなくてもタブレットやパソコン一つで作曲できると人気です。
こうしたアプリで曲を作って注目された高校生がいます。
バンド名 LAUSBUB ラウスバブ の岩井莉子さんと高橋芽以さん。曲名はTelefon。
世界最大級と言われる音楽共有サイト SoundCloudに投稿したところ、 「このフレーズやばいです」「すごいかっこいい…」といった声が多く寄せられ、この冬 1月のある1週間での再生数が1位になりました。
DTMコーナーを設置している楽器店
おうち時間が増えたこともあって、今、趣味として曲作りを始める人が増えています。
東京新宿の楽器店では、デスクトップミュージック用の機器を揃えたコーナーを設置しています。5月11日まで臨時休業しています。
「お絵かきするようなイメージで…」「これで再生すると…」「簡単です」
特に若い世代が多く訪れていて、去年のDTM 関連商品の売り上げは、おととしの約2倍に伸びました。
「本当に手軽に音楽制作ができるようになっています。ちょっと時間があるからやってみようかなという方も増えています。」
DTM を学べる教室
さらに今、DTM を学べる教室も各地で開かれています。
ABC DTM教室のレッスンは一回1時間で、初心者でも4回程で、曲作りの基本を覚えることができます。
歌うのが大好きという女性。自分で作った曲を歌ってみたいと通い始めました。
この日は、曲の仕上げの段階に入っていました。
「盛り上げ方が分からない。」
講師「シンバル入れてみようか、1回。」「これで1回聴いてみましょう。」
楽器が弾けなくても曲が作れるというのが嬉しくて、今夢中になっています。
「自分が作りたいと思ったものが、すぐに手元で再現できてしまうのが本当にすごいなと思っています。頑張ります。」
この教室では新規の 受講者が増えていて、去年はおととしの2倍以上になりました。
「十代、二十代、もちろん高齢の方でも、片手間で DTM ができる時代になっているので、老若男女問わず増えているなぁと感じることはいっぱいあります。」
時間を忘れて入れたり外したりしちゃいそうです。凝れば凝るほどいろいろな曲ができそうです。
自分の作った曲を多くの人に聴いてもらいたいと動画投稿サイトにアップする人も増えていて、中には注目されて、CD を発売しているという人もいます。
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