2021年9月7日のまちかど情報室のテーマは”簡単おしゃれなリユース術”でした。
使い終わったものや余ったものを利用して、ちょっとおしゃれな入れ物を作るという技を教えてくれたのはラッピング作家 正林恵理子さん。
正林さんは、身の回りで使い終えたものを簡単にリユースする方法を著書やネットなどで発信しています。
ひとつ仕事を終えたものだけれど、それで終わらせるにはもったいないです。
可愛いものに変身させることができれば、そこに楽しみが生まれます。それが一番の魅力です。
紙袋を箱に
まずは丈夫な紙袋。使えると思ってとっておくうちにたまっていたりします。
そこで、正林さんの技。紙袋を箱に変身させます。
作り方は簡単です。
①持ち手のひもを取り外します。
②袋の四隅を折り目のある所まで切ってから開きます。
③中敷きを取り出します。
④両側と手前側を中に折り込みます。しっかり折り目をつけながら中に折り込みます。
ここで取り出した中敷きをふたの裏側の部分に両面テープで貼ります。
中敷きをふたに貼ることでより丈夫になって、しっかりとしたふたになります。これで完成。
袋の素材を生かして、 色とりどりの箱を作って楽しめます。
牛乳パックをおにぎりケースに
再利用するのは牛乳パック。包装紙と紙製のひもを使います。
牛乳パックは丈夫なのが魅力です。ただリサイクルに出してしまうよりは何かに使えないかなと。
まずパックの上と下をカットしてから開いて、中心に穴を二つ開けます。その穴に紙製のひもを通して端を結んで持ち手を作ります。
次に、16個の角から3角形に切り取った後、表面の両端の面を折り重ねて三角にし、テープで固定します。
すると、手前の重ねたところがケースの底の部分になって、型崩れしにくいです。
最後に包装紙などおしゃれに貼り付けて、おにぎり3個分のケースが完成です。
果物用ネットを巾着袋に
果物用のネットも再利用します。
用意するのは、果物ネットとひも、ネットの幅に合わせた紙。
紙全体に両面テープを貼り、その真ん中に先端を合わせてネットを貼り付けます。
次にひもをネットの網目一つおきに通して一周させます。
そのひもをキュッと絞って結ぶと、巾着袋の出来上がりです。
色つきのネットを使えば、可愛らしい感じになります。
お菓子などを小分けして、ちょっとしたプレゼントに使うのも
いいかもしれません。
普段生活している中でも、ゴミを見る目が変わってきます。捨てる時に自分の中で、綺麗なのにもったいない、と思ったら、それを使ってもらえたら嬉しいです。
お子さんと一緒に作ってみるのもいいかもしれません。
牛乳パックは水に強いので、底の部分を使って、鉢植えのケースなどを作るのにも向いています。
ペットボトルをコバエ捕りに
森下アナ
「ペットボトルを切って合体させて、めんつゆと洗剤を一滴たらして部屋に置いておくと、コバエがいっぱい捕れる。ポン酢に寄るコバエもいます。でも部屋はポン酢とめんつゆのニオイになります。おしゃれとは程遠いですが。でもいっぱい捕れます。」
2021年10月12日のまちかど情報室のテーマも”簡単おしゃれな リユース術”でした。
捨てるものの一部分だけを再利用して入れ物をおしゃれに飾る技を教えてくれたのは今回もラッピング作家 正林恵理子さん。
全体で見るとゴミかもしれませんが、よく見ると、使える部分がその中にはあります。
分解してみると、使い道が広がります。
空き缶のプルタブ
可愛らしくラッピングされた箱のリボンのバックルの部分。
缶コーヒーなどの飲み口についているプルタブを使っています。
バックルをつけることによって高級感が増します。簡単にできるのもお勧めのポイントです。
まず、厚めのリボンの端に両面テープを貼ります。
プルタブの根元の方の穴に表側からリボンを通します。
切り口の部分でケガをしないようにしっかりと折り返して留めます。
箱を一周させた後、リボンを同じ穴に下から通します。ベルトをつけるイメージでやってください。
そのままもうひとつの穴に上から通して引っ張ると出来上がり。リボンのベルトの出来上がりです。
袋を閉じるのに使ってもおしゃれです。
食品の保存袋
捨てるものの一部を機能をそのまま活かして再利用する技です。
食品の保存袋は、使い終わったら捨てるのが普通ですが、使うのはジッパーの部分。
袋は使えなくても、ジッパーはまだリユースできるという場合が結構あります。
どのように使うかというと、紙袋の幅に合わせてジッパーを切り、内側に両面テープで貼り付けるだけです。
これで開け閉めが自在にできる袋になります。オシャレにもなります。
丈夫な袋を使えば、ちょっとした化粧品などを入れるポーチとしても使うことができます。
窓付きの封筒
正林さんは以外なものまで再利用します。封筒についている窓の部分です。
窓がちょっとしたショーケースのようなイメージ。中をのぞけることが楽しさにつながっています。
まず封筒から窓の部分を切り取って、そのサイズに合わせて袋を切り抜きます。
窓を外側から両面テープで貼り付ければ、中身が見えるお菓子用の袋になります。
窓がアクセントになって楽しみの幅が広がりそうです。
今まで捨ててしまっていたものも、意外と部分的にはまだまだ使えるものがあるので、日常の中で見つけて、それを活用してもらえたらと思います。
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